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レンタルオフィスはどんな人に向いているのか?

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狭いスペースでの仕事が可能な職種に

レンタルオフィスは、同じ賃料でグレードが高いビルを借りることができるため、取引先との商談など来客のある場合に信用を得ることができます。
しかし、通常の事務所ビルやマンションと比べると坪単価は高いため、在庫スペースが必要な場合や人数が多い場合には向いていません。
一人当たり畳1畳程度のスペースしかないため机が狭く、デザインや建築関係のような大きなデスクが欲しい場合も不向きと言えるでしょう。
一般的な、パソコンと電話だけで完結できる職種が向いていますが、人数が5人以上になってくると通常の賃貸オフィスの方が向いてくるため、会社が成長すると賃貸オフィスを借りるのが賢明なようです。
またパソコン作業を短時間だけする場合は時間貸しが適切です。
個室が必要ないのであれば、デスク単位で契約するコワーキングスペースの利用がいいでしょう。
また登記のために住所や電話番号だけ利用したい場合はバーチャルオフィスでも十分です。

様々なオフィスの形態

コワーキングスペースは共同で使用する仕事場で、デスク単位で契約するオープンな仕事場です。
コワーキングスペースで開催される勉強会や交流会に参加することもでき、ビジネスの協力者と人間関係を築くことも可能です。

インキュベーションオフィスは公的機関や大学等が起業や創業を支援するもので、安価な家賃で入居できますが、審査が必要になります。
レンタルオフィスの方が手軽に利用ができるようでいいですよね。

サービスオフィスは知名度の高いビルが多く、受付秘書がコピーやホテルの予約をしたり、英語での来客対応など様々なサービスを行ってくれます。
通常オフィスよりも坪単価は高く、利用者は投資顧問業や各種士業、外資系企業などです。